リーダー人材を迎え、さらなる事業の成長と“強い組織”の実現へ【代表インタビュー】
今回は、リンクエッジ代表取締役の川合幸治社長にインタビュー。
今リンクエッジが採用に力を入れる理由と、求める人物像やメンバーとの理想の関係性について話を聞きました。
一人ひとりの自律の上に成り立つ “ギブアンドテイク” な関係を築く
――まずは、リンクエッジが採用に注力する理由を教えてください。
設立以来10年ほどが経ち、会社の土台となる部分が形になってきました。
ここまでの成長の背景には、優秀なメンバーたちが仲間に加わってくれて、少数精鋭の組織で高い生産性を突き詰めてきたことがあったと捉えています。
この生産性を落とすことなく、ここからさらなる安定的な成長を続けていくために、各事業の中心となるリーダー人材を迎え入れ、事業が自律的に回る組織体制を築いていきたい、というのが今改めて採用に注力している理由です。
現在役員が私を含めて4人なので、同等レベルのリーダーをさらに4,5人増やすことができれば、生産性を落とさずに売上150億円・100人規模程度の会社にできるのではないかと考えています。
――各事業が自律的に回る、その中心となる存在としてどのような人物像を描かれていますか?
変化の激しいIT業界で常に周りにアンテナを張りながら自律的に業務や事業を推進していける、いわゆる”自走力“のある方に来ていただきたいです。
さらにその中でもリーダーシップを取れる方に来ていただけるとありがたいですね。
「社長が育てる」「幹部が引っ張る」というメンバーとの関係性が当たり前になるのは、組織として望ましくない状態です。
一人ひとりや組織の可能性を広げるために、会社として全力でサポートするので、メンバーのみなさんにはぜひそれに対して自ら考え応えて欲しいなと思っています。
そういったメンバーの自律の上に成り立つ “ギブアンドテイク” な関係性を築いていくのが理想です。
その中で、「同じ方向を向いて仕事ができる」「私が考えつかなかったようなアイディアをメンバーが与えてくれて、取り組みが加速する」、そんな一人ひとりと通じ合えていると感じられる瞬間をたくさん作っていきたいですし、それを楽しめるような方が来てくださったら嬉しいですね。
――お客様に対して、という外向きの視点ではいかがですか?
自社商品を通じてお客様の課題を解決するだけでなく、人脈をお繋ぎしたり情報をご提供したり、自社商品以外でもお客様にメリットがあれば紹介するような動きをすることでお客様との信頼関係を築ける方に来ていただきたいと思っています。
ビジネスはやはり人と人とのお付き合いですから、「この人は自分のために色々動いてくれたな」「この人は信頼できるな」と思っていただければ、何かあった時にまた頼りにしていただけるはずです。
そういった動きを続けることで、相手からもご紹介や情報提供をいただけるようになり、個人としての能力が伸びるとともに会社のブランド力も高まる、そんな連鎖を生み出してもらえることを期待しています。
積み重ねてきた基礎を応用できるチャンスが豊富にある環境
――求める業務経験などはありますか?
具体的な業務経験を問うことは基本的にはありません。
価値提供の手段やツールは異なるものの、ビジネスとしての基本的な流れはどの業界でも共通していますから、IT業界ならではの専門知識や慣習さえ身につければ、これまで積み重ねられてきたご経験は横展開できるはずです。
そういった専門性よりも、「企業で教育を受けて基礎を積み重ねてきた」「理不尽なことにも立ち向かいながら業務や事業を推進してきた」といった抽象的な経験を重視したいと考えています。
例えばリンクエッジで活躍している中途メンバーたちは、前職は大手の商社や銀行、損保などのいわゆるJTC(※)出身で、そこで5年以上勤められた方が多いです。
もちろんJTCの採用・教育レベルが高いというのはあります。
ただそれだけではなく、急な転勤や異動、学閥、軋轢など、大企業ならではの理不尽なことがあり、その中で働き続けるのはとても難易度が高いのではないかと感じています。
そういったことに耐えて長く勤めている方は、ビジネスをするための筋肉が心身ともにしっかりとついているのだと思います。
JTCほどではないにしろベンチャー企業にもある程度理不尽なことはありますし、うまく折り合いをつけながら解決していく必要があります。
JTCで長くやってこられた方は、そういった苦難にも耐えうる可能性が高く、成長しやすいのではないかと思います。
(※)Japanese Traditional (Big) Companyの略。日本の伝統的な(大)企業のこと。
――リンクエッジで業界未経験の方も活躍されているのはそういった理由なのですね。
はい。業界的に市場の流れが早いので、経験の有る無しに関わらず「自分はできない」「周りのメンバーに追いつけない」と感じられることが度々あると思いますが、それは自分を客観視できる能力があるからだと考えています。
足りない部分に対して謙虚に努力を重ねれば “できる人” になれる、という意味で第一歩はクリアしているということです。
逆に、実はできていないのに「自分はできている」と思い込んでいると非常に危険ですね。
そういう方も結構多く、自分に足りないものに気づけず努力を重ねられないので、なかなか成長しないなという印象です。
「できていない」「自分はまだまだだ」と感じるのは能力が高い証拠です。
ですので初めから専門性や具体的な経験がなくても、すぐにできるようにならなくても、安心して努力し成長していってもらえればと思いますね。
――「ギブアンドテイクの関係を築いていきたい」というお言葉がありましたが、会社からメンバーに対して与えられるものとはどのようなものでしょうか?
大企業であれば役職につくには相当な時間がかかってしまうのが一般的だと思いますが、リンクエッジでは一人ひとりの力や想いをふまえながら、早い段階から責任ある立場を任せています。
また新規事業の展開も積極的に行っているため、リーダーに挑戦できるチャンスが多いのも特徴です。
例えば「大企業で数年勤めて土台が築けてきて羽ばたきたいタイミングだが、上の世代が詰まっていて役職がない」というような方には特に、リンクエッジにジョインすることでメリットを実感していただけるのではないでしょうか。
積み重ねてきた基礎を応用できるチャンスがあるというのはとても楽しく、面白みのあることだと思いますし、その経験によってさらに実力を伸ばしていただけるはずです。
そしてもう一つ、合理的な環境・制度のもとで仕事のやりやすさを感じていただけるのではないかとも思います。
例えばリンクエッジでは、組織として行動する際に “空気の読み合い” や “必要以上の確認” といった無駄を省くために、一定のルールを設け、その範囲内でみなさんが思い切ってパフォーマンスできるような環境を作っています。
ルールが曖昧だとやっていいことの範囲がわからず挑戦に躊躇したり、一つひとつ上司に確認したりしないといけないので、無駄な工数が多くなってしまうんですよね。
ルールが明確であれば、社員はその範囲内で自由に取り組むことができ、管理者は最低限の範囲が守れているかをすぐに確認できるので、お互いにスムーズに心地よく仕事をすることができます。
また、次の日の生産性を下げてしまうような残業をよしとせず、一定の努力を持続的に重ねていこうという価値観が根付いているのも心地よさに繋がっていますね。
一時的に頑張ってそこでピークを迎えても、続かなければ後で苦しくなります。
人生は長いので、今無理をして身体を壊したり、家族や友人との時間を疎かにしたりすることが、後々後悔に繋がる可能性は大いにあります。
なるべくピークを長く、後ろにもっていくような考えが浸透していくように心がけています。
こういった無理や無駄のないコミュニティだからこそ、よりよい方法を自分で考えて自走できる余地があり、それによってスピード感を持って成長していただけるのだと思います。
――最後に、一緒に働く未来の仲間へのメッセージをお願いします!
少しでもリンクエッジに興味を持ってくださった方は、カジュアルな面談やキャリア相談などどんな形でも構いませんので、ぜひお話を聞かせてください。
ご連絡をお待ちしています!