- ATSUSHI YASUDA
- 専務取締役
広告主とアフィリエイターの
可能性を最大化し、
多様化する消費者ニーズへの
最適化を図っていく
同志社大学経済学部 卒業 2004年、インターネットビジネスに興味を持ち、大学在学中に学生起業を行うも、思ったような収益が上がらず挫折。2008年より、ngi group株式会社(現ユナイテッド株式会社)にてネット広告営業に従事し、新卒2年目でチームマネージャーに就任。就任当時、月商500万円だったチームを率い、1年で月商8000万円まで1600%成長を達成。その功績により年間MVPを受賞。2011年、株式会社リンクエッジを創業。

リンクエッジの目指す姿
インターネットが個⼈に普及しはじめて20年強、スマホが世の中に登場して10年強。この20年間で、組織の情報発信、販売活動や個⼈の情報取得・購買⾏動のあり⽅が⼤きく変化してきました。インターネット広告やECなどの新しい購買の仕組みも歴史はまだ浅く、今後もまだ⼤きな可能性を秘めています。また、⼈⽣100年時代といわれるなか、個⼈の働き⽅、働く場所などライフスタイルも⼤きく変化する時代を迎えいています。
⾮効率性やパワーバランスなどといった業界習慣を破壊し、新たな仕組みを構築したアフィリエイトASPを中⼼に、これからの数年間で、次世代の流通プラットフォームを少数精鋭で目指しているのがリンクエッジです。
我々のミッションは活躍する「個人」をサポートすること。近年台頭してきているインフルエンサーのみならず、働く場所・副業・好きを仕事にするなど、 個人の生き方の可能性は広がっており、それを最大化することを目指しています。この流れは今後ますます加速していくでしょう。
今日のアフィリエイト市場は、広告主にしてもアフィリエイターにしても競争原理が働いています。とりわけアフィリエイターは、広告主に長期的な成果を提供するために、自らが運営するメディアにおいて多くの読者、つまり消費者の信頼を勝ち得なければなりません。消費者が真に必要としている情報を提供し、納得、信頼、共感してもらうことができない限り、自らのメディアで紹介した商品やサービスの購入にはつながらないからです。アフィリエイターに求められているのは消費者目線であり、今日においてはどれだけ消費者の立場に立った情報発信ができるかが重要となっています。
徹底したアフィリエイター目線で他社との差別化を図る
そこで当社はこの部分に着目し、アフィリエイターに寄り添い、その指導、育成に注力する徹底したアフィリエイター目線で、他社との差別化を図っています。具体的な施策としては、専門のコンサルタントがアフィリエイターに対し助言、指導を行うほか、トップアフィリエイターのノウハウを共有する勉強会や交流会も開催しています。
さらにアフィリエイターに対しては高報酬案件を積極的に紹介し、前払いにも対応する柔軟なキャッシュフロー体制を整えています。実はアフィリエイターの大きな悩みの一つに、報酬の支払いが一般に「翌々月末」と遅く、キャッシュフローが滞りやすいという問題がありました。そこで当社は広告主に代わり、その報酬を早いタイミングで立て替えることで、多くのアフィリエイターとの信頼関係を築いており、それが同時に当社と契約するアフィリエイターのモチベーションを高めることにもつながっています。
当社はこうしてアフィリエイターを育成、増やしていくことで、アフィリエイターの地位向上に寄与したいと考えています。そしてトップアフィリエイターを多く輩出することで、広告主との対等な関係を構築していきたいと願っています。現にトップアフィリエイターとは、当社において広告主を交えた三者での打ち合わせを設定し、相互理解を深める取り組みも進めています。
三者の打ち合わせはアフィリエイターにとって、宣伝する商品・サービスの情報収集や、報酬条件の直接交渉などが行えるメリットがあります。対して広告主にとっては、従来のマス広告では伝えきれない情報なりストーリーを、影響力のあるトップアフィリエイターに事細かに伝えることができるほか、彼ら彼女らの消費者目線に立ったシビアな意見、感想を、自社の商品・サービス開発やマーケティングなどに生かせるメリットがあります。
そして当社にとっては、広告主とアフィリエイターの信頼関係の構築、それによる取引量の増大が、そのまま自社の収益となるだけでなく、当社が提供するプラットフォームに蓄積される各種データと、ビジネスの最初から最後までを見届けることで得られる知見が、今後のコンサルティングや新規事業のタネになるというメリットがあります。


社員には海外展開や新規事業の立ち上げを主導してもらう
三者によるWin-Win-Winの関係は、「作るのは得意だけど、売るのは苦手」「売るのは得意だけど、作るのは苦手」といった相互を補完し合いながら、よりよい商品・サービスを提供する基盤、プラットフォームを形成します。そして、このプラットフォームをそのまま海外に水平展開すれば、現地のマーケットに進出することも可能です。当社では、すでに台湾において事業を開始していますが、日本人のアフィリエイターが書いた記事を当社が無料で中国語に翻訳することで、アフィリエイターは新たに台湾の読者の獲得に成功し、複数の台湾企業が広告出稿を検討し始めています。同様に広告主である日本企業も、新たに台湾の消費者を獲得することに成功し、事業拡大へとつなげています。
当社の海外展開はまだ緒に就いたばかりですが、私たちは自社のプラットフォームを海外に展開することで、広告主である中小・零細企業の可能性を最大化するとともに、アフィリエイターである個人の可能性も最大化し、読者である消費者の多様化するニーズに対する最適化を図っていきたいと考えています。そして一連の取り組みを通じて得られるデータ、知見をもとに、国内外で多様な企業をインキュベーションしたいと考えています。
それだけに、これから入社される皆さんにも、海外展開や新規事業の立ち上げを具体的に主導してもらいたいと思いますし、自身の成長、会社の成長、それに伴う大きなやりがいや喜びを自らの手で生み出し、享受してもらいたいと考えています。そして、これが理想ではなく現実であることが、当社で働く醍醐味であると私たちは自負しています。
- 個人、法人、そして消費者に対し、
好影響を与えていける存在を目指す -
